メガネ・コンタクトレンズ処方

 

61歳以降=視機能低下顕在化世代の方へ

視機能は加齢と共に変化し、この世代は視機能が低下し始める年代です。
加齢に伴う視機能の低下は、主に以下の4つの現象として顕在化してきます。

  • 調節力の低下
  • 網膜の感度低下
  • 眼の筋力の衰え
  • 順応性の低下

これらは、ぼやけ、複視( ものが二つに見える)、頭痛、めまい、集中力低下などの症状としてあらわれます。また、見えづらいことに気づかず、無理をすることは眼精疲労の原因となります。視力は脳が判断するため、疲労は気づかないうちに脳に蓄積され、全身症状を引き起こす例もあります。
メガネを作製する際には、4つの基本的視機能を考慮し、レンズ度数を決定する必要があります。また、使用目的に合わせて複数のメガネを使い分けたり、眩しさを抑えるフィルターレンズなどを活用することも効果的です。


46歳~60歳=老視進行世代の方へ

調節力は加齢と共に低下し、眼精疲労の要因の一つとなっています。
人は10 歳頃をピークに、徐々に調節力が弱まり、45 歳を過ぎると「細かい文字がにじむ」「ぼやける」というような自覚症状が現れます。これが「老視」の始まりです。
調節力の低下そのものの進行を止めることはできませんが、調節力をサポートするメガネやコンタクトレンズで負担を軽減することが可能です。

メガネの場合、「遠近両用レンズ」はとても便利ですが、レンズに様々な度数を分布させるため、度数が強くなると使いづらさを生じます。この場合、お手元度数を抑えた遠近両用に加え、「中近両用レンズ」などを使い分けることが最適です。
患者様それぞれの使用目的や使用環境をお伺いし、実際の見え方をお試しいただいた上で処方をしています。

年齢別にみた正規の人の近点(もっとも近くが見える距離)と、視機能の変化

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